インタビュー

【突撃インタビュー企画】 広告宣伝コンサルタントに聞いた!本当に売れる仕組み作りとは?

こんにちは!みなみです!
美容・コスメが大好きで、新しいものが発売されるとついチェックしちゃいます!

そんなわたしが今回はこんな企画です!

『単刀直入にお聞きします!!商品発売前後のプロモーションの内情教えてください』

こんな機会をいただいちゃったので、広告戦略や予算関連…いろんな内情を聞いてまいりました☆

今回は、2015年からコスメや日用品のメーカーの売上を高めるためのコンサルティングサービスに従事するこの方にインタビューにお答えいただきました!

Tさん 男性(業界歴10年目)
◎広告・販促戦略マーケター
インターネット広告代理店に入社し、
4年間勤務した後に販促支援の会社に転職。
その後メーカーの広告・PRのコンサルティングとして独立。
主に日用品や化粧品の新商品発売時の広告戦略、PRに強みをもっている。

みなみ
みなみ
こんにちは!今回はよろしくお願いいたします!
Tさん
Tさん
こちらこそです!初めてです、こういった取材など…
みなみ
みなみ
それはそれは!貴重なお時間を令和ちゃんねるにいただきありがとうございます!
今回はお名前・顔出しなどはしませんので是非是非ぶっちゃけトークをお願いいたします!(笑)
Tさん
Tさん
かしこまりました!(笑)
みなみ
みなみ
メーカー系のコンサルということですが、具体的にどういった商品ジャンルに携わられてきたんですか?
Tさん
Tさん
ヘアケア、スキンケア、メイクアップ、健康食品、シニア向け商材…など幅広いですね
カテゴリとしては、ヘルスケア・美容商品ジャンルです。
みなみ
みなみ
なるほど~!わたしは美容商品が大好きなので興味あります!!よくネットでコスメを探しててすぐにポチっちゃいます(笑)
Tさん
Tさん
おっそうでしたか。通販というよりも私は店頭販売の商品が多いです。
みなみ
みなみ
早速なのですが、商品発売時ってトータル的に戦略を練るじゃないですか。その際っていったいどれくらいの予算設定を行うんでしょうか?
Tさん
Tさん
企業規模によりますがうまくいった例ですと

だいたい1,500万円くらいですかね。
広告戦略を立てる際のKPIとしてはシンプルにリーチ換算で考えていました。

みなみ
みなみ
おおぉ~!リアル…!
Tさん
Tさん
Facebook、Instagram、GDN、YDN、DSP等、純広告でのリーチ数とインスタグラマー、ユーチューバー等のクチコミリーチ数で想定数値を立てます。
みなみ
みなみ
なるほど。その内訳っていうのはどう立てるんですか?
Tさん
Tさん
そうですね、例えば予算が限られた企業では、デジタルとリアルのPR比率はデジタル60%、リアル40%程度が妥当かと思います。
みなみ
みなみ
ほほぅ~。具体的に一番力を入れる山場とするタイミングってどこでしょう?
Tさん
Tさん
店頭系商品で一番モノが売れるチャンスは発売日から1~2週間です。
店頭系商品の広告宣伝は映画の広告宣伝とよく酷似していて、発売後1週間でほぼ決まるといっても過言ではないです。
みなみ
みなみ
映画と一緒!?スタートダッシュがカギということですね…!
Tさん
Tさん
そうです。売れてから広告予算を捻出しようとしていては、もう売れるタイミングを逃してしまうことが多いですね。
当然リスクはありますが発売した瞬間に最も広告予算を投下することが成功の秘訣です。
クライアントの規模にもよりますが広告予算を発売初月に70%以上投下する企業もあります。徐々にやるよりも一気にやってしまってPDCAを早く回していくのが成功の秘訣だったりします。
みなみ
みなみ
なるほど~勉強になるっ!!
結構、発売してちょっと売れ出して、売り方やボリューム感がわかってきてから再度計画するとかそういう形かなーなんて思ってました。。
Tさん
Tさん
もちろん、そういった進め方もありますが、新商品の場合には発売時にどれだけ話題性をつくれるか、一気に注目されて勝手に拡散されることが重要です。
とはいえ、予算にシビアなクライアント、なかなか一歩踏み出せない担当者さんもいますから、一緒に広告、販売戦略を立てて一歩踏み出せるレールを引いてあげるのが僕らの役割だと思ってます。

みなみ
みなみ
カッコイイ…!(笑)
確かにクライアントの中にもすごく保守的で、担当者様はトレンドのSNS施策もトライしたいんだけど、直属の上司や決裁する部長さんを説得ができなくて企画が通らないことは何度もありましたね。
Tさん
Tさん
これはあるあるですね。(笑)
特に大手だと、実はまだまだデジタル、中でもSNSマーケティングに理解がなくて、昔ながらのマス広告でないと人目につかないから効果が出ないと言う頭の固い上層部に悩むなんていうお声も少なくありません。でも、2~3年前に比べたらこういう悩みを持つクライアントさんもだいぶ減りましたけどね。
みなみ
みなみ
企業規模が違っても、意外に悩みどころはおんなじだったりするんですね…
ちなみに、コンサルしててあるあるな話って他にもありますか?
Tさん
Tさん
コンサルあるあるですね~。
中小メーカーでよくあるのが、話題となるプロモーションが成功したけど店頭にモノが並んでいないということが起きたりします。
要は、メーカーの営業が問屋さんや小売店への営業が弱く、店頭に導入されていないということです。これは発売直前に相談をもらって広告戦略を組む企業でよく起きたりします。営業販促と広告戦略はセットで考えていない企業ではそうなりがちです。
みなみ
みなみ
まだまだ問屋さんや小売り様へのゴリゴリ営業っていう世界なのですね…
Tさん
Tさん
そうですね。まだまだメーカーよりも流通のほうが立場が強かったりするのでその仕組みはしばらく変わらないかと。
みなみ
みなみ
なるほど…
変わらない部分は多く存在するかと思いますが、今後伸びるであろうPR戦略やビジネスってなんでしょうか?
Tさん
Tさん
PR戦略ではないですが、Amazonは必須施策ですね。
Amazonで購入するユーザーも年々増えているため、ここに注力していくことが売上拡大にも寄与すると思います。すでに単品通販企業でも注力していたり、ドラッグストア系の商品ならなお更ですね。
みなみ
みなみ
確かにAmazonユーザーは確実に母数としては多そう。みなみも何でもアマゾンプライムでお買い物しちゃいますもん!
Tさん
Tさん
そうですね、年齢問わず各層に一定数以上のアクティブユーザーが存在します。
Amazon内の仕込み・認知は様々な施策を通じて取れますが、最終的に購入する場所をリアル店舗ではなく、ネット買える受け皿を設けておくことでマスの施策にも対応できます。
みなみ
みなみ
どんなユーザーがどこに行きつくか、様々な面を貼っておく必要があるということですね。
Tさん
Tさん
まさにそうです。結局のところすべて繋がって売り上げ拡大という結果に出てきます。
みなみ
みなみ
なかなか即効で結果が出ない、見えない部分と思って後回しにしてしまうところもありそうですね…
Tさん
Tさん
まぁ、そういうところを私たちが戦略立てるんで一度ご相談いただければ必ずお助けします(笑)
みなみ
みなみ
もっと早くお会いしたかった…(笑)
それでは今回はここでお時間ということで…ありがとうございました!
また次も深いところまでお聞かせください…!
Tさん
Tさん
こちらこそ。令和ちゃんねるさんには他には絶対公開できないような昨今の広告戦略の闇な部分もお話しできたらと(笑)

ということで初めてのインタビュー企画でございました!
わたしも珍しくまじめにお話させていただきました☆

PR担当者さん、プランナーさん、マーケティング部の上層部に頭を抱えているみなさん
一度チームミーティングでこの記事の話、上げてみてください!

またわたしが取材に行く企画があるので要チェックです😉

以上みなみでした~✨

ABOUT ME
中田 みな実
中田 みな実
年齢 : 24歳 趣味 : カフェ巡り・インスタ投稿 流行を意識してすぐ流行に乗る今時の女の子。 ぶりっ子な言動が多く、男子のウケはそこそこいいが、女子に嫌われやすい。最近は可愛いインスタグラマーが大好き。